
世の中の変化に応じて
新しい知識を吸収し続ける
技術SHINO OGURI小栗 紫乃 技術二部 ICTサービスチーム
2018年4月 新卒入社
応用生物科学部卒業
大学では農業や食品に関わる化学と生物分野を学んでいたことから、漠然とですが理系知識を生かせる仕事を探して就職活動を始めました。専攻と関連のある業界ということで食品会社や製薬会社などを中心に検討し、その後就職活動が進むにつれ専攻範囲にとらわれず、より広く企業を見ているうちにオリックス・レンテックのことを知りました。
選考中に東京都町田市にある東京技術センターを見学しました。その日は見学する学生が私一人でありながら手厚く迎えてくれ、学生の私にもわかるように丁寧に説明をしてくれたことがとても印象に残っています。見学中も働いている社員の方の対応などから風通しの良い職場環境だと感じたことを覚えています。ここで自分が働いている姿がすぐに想像でき、入社を決意しました。そして入社後は、東京と神戸の技術センターで研修を受け、その後技術センター内のさまざまな部署の業務をOJTで経験し、入社1年目の9月から現在の部署で勤務しています。
私が所属する技術二部ではPCを中心としたICT機器を扱っています。お客さまにPCをレンタルする際には、あらかじめお客さまの要望に添った設定にする“キッティング”という工程があり、私は技術部門としてそのサポートにあたっています。例えば、「Officeソフトをインストールしておいてほしい」「社内のネットワークにつながるよう設定してほしい」などのさまざまな要望に対して、私が具体的な指示や工程をまとめ、技術センターのスタッフが実際にキッティングを行います。
特に注意している点は、お客さまの要望と齟齬があってはいけないということです。PCの台数が多い場合には、先に1台だけキッティングを行い、お客さまに確認してもらってから、その後の作業を進めるようにするなど、状況に応じて計画を立てることが重要です。また、最近では「リモートワークでPCを利用したい」などの要望が増えており、世の中の状況に応じて新しい知識や技術を習得することも欠かせません。新しいことに挑戦したいという方には最適な環境です。
入社当初、私は「OS※」のことも知らないほどPCの知識がありませんでした。しかし、入社後の研修でPCの基礎を学び、配属された後もOJTトレーナーの先輩から実務を通して教わることで日々知識を増やしています。OJTトレーナーの先輩はいつも親身に接してくれ、「わからないことは何回でも聞いていい」という言葉がとてもありがたく励みになりました。希望すれば外部のセミナーなども受講ができ、学ぶための環境はとても充実していると感じています。
若手に成長のチャンスを与えてくれる環境も当社の魅力です。以前、1000台以上のPCを短期間でレンタルする大規模なプロジェクトにおいて、他拠点との調整役という重要な役割を任されたこともありました。上司や先輩たち全員で協力しながら取り組むなかで、上下関係なく一人のメンバーとして仕事を任せてもらえたことで、やりがいや達成感を味わうことができました。今後は技術という観点にとどまらず、よりお客さまの目線に立って物事を考え、主体的に提案ができるような技術職を目指したいと思います。
※オペレーティングシステム(Operating System, OS)はアプリやデバイスを動作させるための基本となるソフトウェアのこと。