技術部から営業推進部へ、
自分らしいキャリアパスを実現
営業推進SHINICHI MATSUNO松野 伸市 営業推進本部 営業推進第一部 第二チーム
2017年2月 キャリア入社
私はエンジニア出身で、前職では大手電機グループで医療機器の開発・設計を行っていました。転職を考えた際も、まずは「モノづくりに携わりたい」という想いが大前提にあり、その上で業務範囲が幅広くさまざまな業務にチャレンジできる環境を求めていました。そしてメーカーや製造業などいくつもの企業を検討するなか「ここは面白そうだ」と心惹かれたのがオリックス・レンテックです。
まず興味を持ったのが、取り扱い分野の幅の広さです。メーカー時代は自社の製品に限定されていたのですが、当社はマルチベンダーで圧倒的な数のレンタル品を保有しているため、この環境であれば新しいことにチャレンジできると感じました。
もう一点が取引社数の多さです。レンタルというビジネスモデルのため、お客さまが必要なときに気軽に利用してもらえる機会を提供することができ、数多くのモノづくり企業に携わることが出来ると感じました。
また私は転職活動中、職場の雰囲気を感じとるために必ず工場や開発現場の見学をお願いしていたのですが、当社だけは面接の際に「良ければ技術部門の現場を見ていきませんか?」と声をかけてくれました。そうしたフレンドリーで柔軟な風土も入社の決め手になりました。
現在、私は営業推進本部で購買業務を手掛けていますが、入社当時は、技術部門の一員でした。
当時の業務は主に、新規購入予定の測定器の導入前検討や運用スキームを設計・構築することです。常に新製品を取り扱い、仕様への理解を深め、ゼロから「製品の活躍の道」を作り上げるプロセスは新鮮な楽しさと刺激にあふれていました。
しかし入社3年目、新たな上司との出会いが転機になります。その上司は営業、営業推進、技術とあらゆる部門を経験し、豊かな知見と広い視野を持っていました。そしてさまざまな経験談を伺ううちに、「自分も対外的な仕事に挑戦して成長したい」という気持ちが強くなったのです。
もちろん、キャリアチェンジが簡単ではないことは理解していました。それでも意を決して人事部に相談したところ、「職種転換制度を活用すればチャンスはある」と真摯に応じてくれ、お世話になった上司も「頑張ってこい」と推薦書を用意してくれました。今の私があるのは、こうした温かいバックアップと社員のチャレンジ精神を応援する制度のおかげだと思っています。
購買部門に異動後は、全国の営業から現場ニーズをヒアリングしたり、営業同行などでお客さまと接する機会が増えたり、メーカーや仕入れ先と商談を重ねたりと、新たな業務に積極的に臨み、充実した日々を送っています。
また、以前の私は「技術視点」が中心でしたが、今では「管理視点」や「営業視点」も身につき、提案や発想の幅も広がったように思います。それに数億円規模の予算を取り扱うため、資産マネジメントの意識も強くなりましたし、自分が購入した商品が売り上げに貢献できたときは充実感も大きいです。
一方で社外とのコミュニケーションの増加に伴って日々の行動量は一気に増えましたが、当社はサテライトオフィスを完備しており、リモートワークやWeb商談の環境も整備されているため、状況に応じてフレキシブルに働くことができています。
今の目標は活躍のフィールドをさらに広げることです。そしていつかは、現在の枠にとらわれず、お客さまのモノづくりに深く貢献できるような新規ソリューションビジネスを立ち上げたいと思います。