IT機器玉手箱

買取から継続利用へ、サブスクリプションがPC運用にもたらす影響とは?(後編)

買取から継続利用へ、サブスクリプションがPC運用にもたらす影響とは?(後編)

                                       (2018.11.07)

PC as a Serviceという考え方

現在、企業におけるWindows 10への移行が大きな関心を集めています。Windows 10は、同OS史上初めて買い切り型ではないバージョンとなりました。半年に一度のメジャーアップデートを繰り返しながら最新機能を提供していくスタイルは、まさにこれからの時代に適した姿と言えるでしょう。これを指してマイクロソフトが「Windows as a Service(WaaS)」として展開しているのはよく知られたところです。

これもまた、最適なタイミングで最新機能を使えるようにするサブスクリプションと同様の考え方です。そして私たちはすでに、機能更新・拡張を繰り返しながら中身のソフトウエアがどんどん入れ替わっていくやり方をスマートフォンで経験しています。

それと同時に、容れ物であるデバイスも最適なタイミングで更新する必要があることを身にしみて感じているのではないでしょうか。いくら発売当時のハイエンドモデルでも、4〜5年経てば最新OSでは満足に動きません。

HP、デル、レノボなど大手PCメーカーはいち早くWaaSの動きに同調し、PCのライフサイクルをサービスとして提供する「PC as a Service」を打ち出しています。

それらが掲げるのは業務に応じたデバイス選択、IT管理業務の負荷軽減、変化するビジネスニーズに応じた台数の最適化などです。

設計・計画に始まり廃棄に至るまで、デバイスのライフサイクルは複雑。一元化されれば業務負荷軽減・効率化に加え、戦略的投資への予算配分もしやすくなる(写真はイメージ 、Adobe Stock)

“所有から利用”に最適なレンタルPC

この動きにも顕著なように、これからはOSの機能進化にPC性能を合わせることが必須になってきます。「目一杯5年間使い切ること」が前提の買い切り運用ではなく、時代のスピードに即したタイムリーなPCの選択を視野に入れるべきです。何しろ半年に一度OSがリフレッシュされるのですから、PCの陳腐化がこれまで以上に早まることは目に見えています。企業におけるPC入れ替えのサイクルが2~3年になる日も近いでしょう。

同時に重要になってくるのは適材適所のデバイス選択です。なぜなら部署によって求められる仕様もさまざまだからです。

最前線で働く営業は携帯しやすく、お客さまに説明しやすい2in1モデルが主流となってきています。人事・総務などバックオフィスで利用するマシンもSalesforceのようなSoftware as a Service(SaaS)の普及により、常時ネットワーク接続をしながら安定して動くスペックが求められます。

クリエイティブ部門や開発部門は、インテル® Core™ i5 プロセッサーやインテル® Core™ i7 プロセッサーを搭載したハイスペックなマシンが必要でしょうし、場合によってはインテル® Xeon® プロセッサーを搭載した、より高度な演算能力のあるワークステーションが必要な場合もあります。

この多様なニーズへ順応するために、例えばオリックス・レンテックが手掛けるレンタルPCサービスは1つの解となります。業務内容に合った豊富なレンタルラインアップをはじめ、長短を問わずに自由に設定できるレンタル期間、最新機器の取り揃え、故障時の代替対応など、まさに“所有から利用へ”を体現するサービス内容となっています。

しかもオリックス・レンテックは長年培ったレンタルビジネス、まさにas a Serviceのノウハウを蓄積しています。サブスクリプション時代、WaaS時代をにらみ、レンタルPCを選択するのも賢いIT投資と言えるのではないでしょうか。

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