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働き方改革をパソコンのCPUという視点で考えてみる【前編】

働き方改革をパソコンのCPUという視点で考えてみる【前編】

実は仕事の生産性や自身の働き方に大きく影響する’CPU’

                                       (2017.10.20)

昨今、“従業員ファースト”を実現する働き方改革が、多くの企業で推進されています。柔軟な仕事環境の整備に注目が集まっていますが、取り組みの第一段階として、仕事に不可欠なパソコンを見直すことも重要な改革ポイントと言えるのではないでしょうか。パソコンの整備は快適な仕事環境の実現につながり、仕事の生産性や効率性を向上させて、会社の競争力を高められるからです。

それでは、パソコンを買い替える際に注目すべきポイントは何でしょうか。製品の発売時期や価格、もしくは、本体の形状や重量、バッテリー駆動時間などが各メーカーによる最近のアピールポイントになっています。しかし、働き方改革につながる仕事の生産性や効率性という側面で考えた場合には、パソコンの頭脳とも言えるCPUの性能に着目することも重要です。

CPUの性能は仕事で利用するアプリケーションなどの基本的なデータ処理速度に密接に関わっており、毎日の仕事の生産性に大きく影響します。例えば従来使用していたパソコンのCPUと比較して1.5倍の生産性を実現する最新のCPUを搭載したパソコンを利用すれば、単純計算で1日の仕事量は1.5倍になります。この数字はあくまでも参考値とはなりますが、少なくとも各仕事のスピードは向上するはずです。毎日の少しずつの効率化の積み重ねは、最終的に大きな結果につながるでしょう。

また、CPUは先に挙げたパソコンの形状(デスクトップ、ノート、2in1など)やバッテリー駆動時間にも深く関係していて、働き方の多様化にも寄与します。例えば、モバイルに最適化された最新のCPUは省電力性能も高く、ファンレスによるパソコンの薄型化や長時間のバッテリー駆動も実現します。それらが実現されたモバイルパソコンを利用すれば、働き方に合わせた柔軟な仕事環境を構築することが可能になるのです。

このように、働き方の改革や労働生産性の向上のためにパソコンのCPUに着目することは、価値ある選択と言えるでしょう。

まずはCPUの現状把握から

パソコンのCPUという視点で働き方改革を考えるのであれば、現在使用しているパソコンに搭載されたCPUの確認から始めましょう。例えばOSがWindows 10のパソコンならば、「設定」→「システム」→「バージョン情報」で、搭載されたCPUがわかります。この方法とは別に、パソコン本体に貼付されているCPUの製品バッジから判断することも可能です。多くのパソコンに採用されているインテルのCPUは世代ごとに製品バッジが異なるからです(図参照)。

実際、最新のアプリケーションやWebの環境に最適化されている最新世代のインテルCPUと旧世代のインテルCPUを比較すると、仕事をする上でさまざまな差があらわれるでしょう。例えば、プレゼンに使用する画像の編集やスライドショーの作成などにおいても、最新のCPUを搭載したパソコンのほうが作業時間を短縮できるはずです。動画の編集、レンダリング時間などでも大幅な時間短縮が見込めます。4KやVRといった最新のテクノロジーを活用するケースでも、最新CPUを利用する効果が存分に得られるようです。

また、インテルのCPUは利用されるトランジスタの微細化が旧世代から最新世代に至るまでに着実に実現されてきました。微細化が進むことで動作速度や回路の集積度が向上し、消費電力は下げられます。旧世代のCPUと最新CPUを搭載したモバイルパソコンで例えるならば、処理速度がより高速になり、バッテリー駆動時間はより長くなるのです。

これらの視点からも、仕事を快適にしたりモバイルパソコンを活用した柔軟な働き方を実現したりするうえで、パソコンのCPUがどれだけ重要かがわかります。利用しているパソコンに貼付されているCPUの製品バッジが数世代前のものならば、新しいCPUを搭載したパソコンにリプレースすることで、大きな効果が得られるはずです。

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