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玉手箱

【Windows:その2】「当面はWindows 7のまま」でいつまで粘れる?

 業務システムの改修などを理由に、Windows 10へのリプレースは先送りにして、できるかぎりWindows 7を使い続けたいと考えている企業も少なくないでしょう。
 Windows 7は2015年1月にメインストリーム サポート期間が終了しており、延長サポート期間も
2020年1月14日には終了します。企業のクライアントPCの運用においては、この延長サポート終了だけではなく、その前にもいくつかの段階をふまえてWindows 10導入のタイミングを検討する必要があります。

【本稿は2016年7月末時点の情報を元に作成されたものです】

3つの段階で到来するWindows 7のサポート終了

 まず、第1段階としては、2016年10月31日に、Windows 7プリインストールPCの出荷が終了(OEM向け提供が終了)します。さらに、第2段階として、2018年7月には、Skylake(Intelの第6世代Coreプロセッサー)を搭載したPCにおけるWindows 7/8.1のサポートが緊急のセキュリティアップデートのみに制限されます。そして、第3段階として、前述のとおり、2020年1月14日にWindows 7 SP1の延長サポートが終了します。(表1参照)

日  付事   象
2015 年1月13日Windows 7メインストリームサポート終了
2016年6月30日Windows 8プリインストールPC販売終了(OEM向け提供終了)
(第1段階)
2016年10月31日
Windows 7およびWindows 8.1プリインストールPC販売終了
(OEM向け提供終了)
2018年1月9日Windows 8.1メインストリームサポート終了
(第2段階)
2018年7月
Skylake搭載PCにおけるWindows 7/8.1のサポートが
「緊急のセキュリティアップデート」のみに制限※
(第3段階)
2020年1月14日
Windows 7 SP1延長サポート終了
2023年1月10日Windows 8.1延長サポート終了

表1:Windows 7 / 8 / 8.1におけるサポート終了スケジュール
※ 2016年8月11日、マイクロソフト社は制限を撤廃し、2020年1月14日まで全ての
  セキュリティアップデートを提供すると表明しました。

 延長サポートが終了する2020年1月14日までWindows 7を使い続けたいと考えている企業も少なくないでしょう。しかし、その場合、第1段階、そして、第2段階と進むにつれて、Windows 7を搭載したPCの確保が困難になっていくということをしっかりと認識し、故障、あるいはユーザの増加によって、PCの追加調達が必要になった場合の対策を考えておく必要があります。

 特に第2段階は、少し面倒な状況を引き起こす可能性があります。現時点ではBroadwell(第5世代Coreプロセッサー)、あるいは、Haswell(第4世代Coreプロセッサー)に関しても購入可能な状況ですが、コンシューマ向けPC市場を見る限り、Skylakeを搭載したPCがかなりの割合を占めるようになっています。企業が調達するPCについては、今後はSkylake、もしくは、その次世代のKabylake(Windows 10のみサポート)が搭載されているものが多くなっていくことが予想されます。(表2参照)

マイクロアーキテクチャプロセッサ製品化時期
Kaby Lake第7世代Intel Coreプロセッサー2016年中?
Skylake第6世代Intel Coreプロセッサー2015年8月
Broadwell第5世代Intel Coreプロセッサー2014年9月
Haswell第4世代Intel Coreプロセッサー2013年6月
Ivy Bridge第3世代Intel Coreプロセッサー2012年4月

 そうした状況の中で、当面、社内の標準環境としてWindows 7を使い続けたいという企業はどのような対応をするべきか。第1段階のWindows 7プリインストールPCの出荷が終了した後の2016年11月以降、Windows 7環境を確保するための3つの方法を考察します。

Windows 7環境を使い続けるための方法【その1】

仮想化環境でWindows 7を利用する

 Windows XPからWindows 7へ移行する際に、つなぎの措置として、限定的にXPモードを活用したという企業もあるのではないでしょうか。同様の手段として、今後の新規調達時にはWindows 10 Proを搭載したPCを採用することとし、どうしてもWindows 7環境が必要なユーザについては、ハイパーバイザ(例えば、Windows 10 Pro以上で標準提供されているHyper-Vなど)を利用して、同じPC内にWindows 10と、仮想化されたWindows 7を混在させるということが可能です。ただし、Windows 7のXPモードでは、例外的にWindows XPのライセンスが含まれる形態であったのに対し、上記の場合Windows 7のライセンスが別途必要となります。

 また、VDI環境を構築してサーバー上の仮想化環境で、あるいは、DaaSを利用してクラウド上の仮想化環境でWindows 7を動かすといった手段も挙げられますが、この場合にもWindowsソフトウェアアシュアランス(SA)契約やWindows VDAライセンスの購入など、利用形態に応じて適切なライセンスの調達が必要となります。

Windows 7環境を使い続けるための方法【その2】

Windows 7ダウングレード権の利用を前提に、Windows 10搭載PCを購入

 Windows 7のダウングレード権が付帯したWindows 10プリインストールPCを確保するという手も考えられます。ただし、前述のとおり、PCに搭載されているインテルのマイクロプロセッサによって対応が異なります。
Broadwell(第5世代Coreプロセッサー)、Haswell(第4世代Coreプロセッサー)、あるいはIvy Bridge(第3世代Coreプロセッサー)を搭載したPCであれば、2020年1月14日までWindows 7のまま使い続けることは可能です。
しかし、Skylakeを搭載したPCでは、ダウングレード権行使でWindows 7環境を確保したとしても、2018年7月以降はWindows 7/8.1のサポートが緊急のセキュリティアップデートのみに制限されることを認識した上で採用する必要があります。

Windows 7環境を使い続けるための方法【その3】

今のうちに旧世代Coreプロセッサー搭載PCを必要なだけ確保しておく

 現時点で市場に残っているBroadwell(第5世代Coreプロセッサー)やHaswell(第4世代Coreプロセッサー)などを搭載したPCを先行購入しておく方法が考えられます。
ただし、実際の必要数がわからないため、必要以上にコストがかかってしまう可能性がある上、わざわざ古いPCを買っておくというのは望ましい手段ではありません。

そこでもう一つ、レンタルを利用するという方法があります。延長サポートが終了する2020年1月14日までの短期利用となる可能性が高いため、先行購入よりはレンタルのほうが経済的な場合があります。ただし、Windows 7プリインストールPCの出荷終了後、レンタルニーズが急増して品薄状態となる可能性があります。希望の機種を必要な台数だけ必ず確保できるとは限りませんが、早めに問い合わせていただくことをおすすめします。

Windows 7を使い続ける企業では、単に現在のクライアントPCを維持するだけでなく、新たにPCを調達しなければならなくなった場合のことも考えておく必要があります。自社のクライアント環境、あるいはWindowsの利用ライセンス形態なども考慮したうえで、今回ご紹介した方法の中から最適なものをご検討ください。いずれにせよ、Windows 10への移行準備は並行して進めていく必要があります。

 第3回以降ではWindows 10導入のメリットや注意点をご紹介していきます。更新プログラム/アップグレードに関する3つのサービスオプションや、Windows 10に搭載されている注目のセキュリティ機能について解説します。

今後の掲載予定
【第3回】3つのアップデート提供モデル「CBC」「CBB」「LTSB」とは?
【第4回】Windows 10の強固なセキュリティ機能

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