EMC課題を確実に解決する計測環境
EMI / EMC 試験ソリューション
(電磁ノイズ評価・耐性試験向け)
EMI / EMC試験の概要About
電子機器は、内部で高速デジタル信号やスイッチング電源を動作させることで、意図しない電磁ノイズを発生します。
また逆に、外部からの電磁波の影響を受けて誤作動する可能性もあります。
こうした電磁ノイズを「出す側」と「受ける側」の両面を確認し、機器が安全かつ安定して動作することを確認するための評価が EMC(Electro Magnetic Compatibility:電磁両立性)試験です。
EMC試験は大きく次の2つに分類されます。
① EMI(電磁妨害:Electro Magnetic Interference)試験 / エミッション試験
=「電子機器が不要な電磁波を発していないか」を評価
電子機器は動作中、必ず何らかの電磁ノイズを発生します。
EMI試験では、発生したノイズ(妨害波)が、規格で定められた許容値を超えていないかを確認します。
代表的な評価項目:
- 放射エミッション(空間へ放射されるノイズ)
- 伝導エミッション(電源ラインや信号ラインに流れ出すノイズ)
- スプリアス/高調波の評価(意図しない周波数成分)
これらの試験は、他の機器への干渉や無線通信への影響を防ぐために不可欠です。
② EMS / イミュニティ(耐性)試験
=「他の機器からの電磁波に対して正常に動作するか」を評価
EMCのもう1つの側面が、外部からの電磁ノイズに対して誤動作しないかどうかを確認する 耐性(イミュニティ)試験です。
代表的な試験例:
- 静電気放電(ESD)
- 電源ラインサージ
- 放射イミュニティ(電波照射)
- ファストトランジェントバースト(EFT/Burst)
現場環境では、雷、静電気、近くを走るモーター、無線通信など、ノイズ源が多数あるため、耐性の強さは信頼性に直結します。
なぜ EMC / EMI 試験が必要なのか?
- 規格の適用要件(CISPR、IEC、FCC、VCCI など)
- 製品の安全性・信頼性確保のため
- 顧客環境での想定外のトラブル防止
- 市場投入後の不具合コスト削減
特に近年は、電子機器の高周波化・高密度化に伴い、EMC試験の重要性が年々増しています。
EMC / EMI 試験で使われる主な計測器
- EMIレシーバ:規格に沿ったノイズ測定用
- スペクトラムアナライザ:周波数成分の観測
- LISN(ラインインピーダンス安定化回路):伝導ノイズ測定用
- アンテナ(広帯域/ログペリ/バイコニカル):放射ノイズ観測
- ESDシミュレータ、サージ発生器:耐性試験用
電波実験ソリューションのご紹介Solutions
航空宇宙・防衛分野をはじめとした製品開発に欠かせないこれらの計測器の導入は、コストや管理面で大きな負担になる場合があります。
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製品のご紹介Products
EMC / EMI 試験関連機器

ESW8 EMIテストレシーバ
(型番コード:13027700)
- メーカー
- ローデシュワルツ
- 機器仕様
-
- 周波数レンジ:1Hz~8GHz, OS:Windows 10
- 平均雑音レベル:-169dBm
- 検波方法:Peak,RMS,AV,QP,CISPR-AVG,RMS-AVG
- Op.B08:分解能帯域幅80MHz B18:SSD B24:ローノイズアンプ,150kHz~8GHz

3117 ダブル・リッジド・ガイド・アンテナ
(型番コード:13027200)
- メーカー
- ETSリンドグレン
- 機器仕様
-
- 周波数レンジ:1GHz~18GHz
- インピーダンス:50Ω
- コネクタ:N型
- 最大入力電力:300W
掲載の製品は取り扱い機種の一部となります。
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